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2008年6月16日 (月)

犯行予告。

 東北補大地震が起きて、陰に隠れた秋葉原の殺人事件。秋葉原の殺人事件に隠れた中国四川省大地震。中国の大地震に隠れたミャンマー(ビルマ)の津波。


 まぁ、情報の移ろいは置いておいて。


 その秋葉原の事件なんだけど、犯行予告がネット上にあったということで、毎度相変わらずどーすんだどーすんだやってましたけど、総務省が数億円かけて、犯行予告と思えるものをピックアップするシステムを開発するだとか出しましたね。


 そしたら”0億円2時間”で「予告.in(http://yokoku.in/)」というサービスを作ったという人が現れた。
 この人は矢野さとるさん 26歳。字幕.in(http://jimaku.in/)の作者だそうな。
 この予告.inだけど、「殺す」とかそいういった類の、犯行予告にありがちな言葉(文字情報)を検索してピックアップするような動作をする。なので、「蚊等殺す-キンチョールで」という、予告.inに対するイタズラ目的の書き込みにも当然反応する。

 そして今度は「予告.out(http://ss.hamachiya.com/yokoku.out/)」という掲示板サービスが登場した。これの作者ははまちちゃん。mixiのセキュリティホールを発見した人でもある。
 この予告.outは、書き込んだ文字が自動的に画像化されて出力される。そのため、検索には当然引っかからない。
 検索に引っかからないものをわざわざ作り、その冒頭に予告.inを想像させる文章を載せ、これに「引っかからないから安心」と書いていることもあり、予告outを予告.inに対する挑戦や嫌がらせや面白半分ととる人もいるかも知れないが、私はそう思わない。



 現在の予告.inは「不完全な」サービスである。先述の通り、イタズラひとつにも完全に反応してしまい、無意味な情報が非常に多い。そして予告.outがやったように、画像化された言葉には反応できない。


 ここで総務省の計画を思い出してみる。


 数億円かけたら「本当の犯行予告だけ」を取り出すことが出来るのか?日々流れては消えていく”隠語(氏ね、とか)”や”一部のコミュニティが使うネット用語(男の世界にようこそ、とか)”に対応できるのか?自動的に画像化される掲示板が誰でも自前で用意できるような状況に対応できるのか?


 おそらく答えはNOだろう。
 つまり、予告.inも予告.outも、総務省が税金をうまいこと回せる天下り先を新しく作ることに意味はない、と言っているんだと思う。考え過ぎか?


 予告.outの様な単純なシステムも、予告.inの様な「人海戦術」的な単純なシステムのほうが対応しやすいと思うし、何より、この二つのサービスが短時間に立ち上がったことでネット利用者の注意を引きつけたのも事実だ。

 それは、これらのサービスに人が集まると言うことを意味するのであり、それによって官製ではとうてい追いつけないスピードでサービスが進化することを意味する。




 問題なのは、110番やネット上の通報システムを使うと、通報した人間のプライバシーまで侵害されることがあるために、私も含めてある程度の人間が問題を見なかったことにすることがあることだ。

 だから、公のサービスに関わりたくない人まで引き込んでしまえる今回のシステムは、ネット社会(ってなんだよ)に対応した、新しい可能性を示すものだと思う。

 


 一言で言うなら。
 税金の無駄遣いやめろヴォケ。

 

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コメント

タイトルだけみて、帝王さんが犯行予告するのかと思ってしまった。
こわい事件はマネする人が出てくるから報道するのやめて
動物の赤ちゃん特集とかに差し替えればいいと思います

投稿: うなコ | 2008年6月16日 (月) 07時21分

すると日本はこうなった!


幼児プレイ天国


そうか。そーいう傾向があるのか。

投稿: 夜の帝王 | 2008年6月17日 (火) 01時21分

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