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2006年10月 1日 (日)

PowerMac G5のグラフィックボードファンを交換する!その1

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PowerMac G5 Quad
Code Name:Cypher
Model No:M9592J/A
 高い静粛性と圧倒的な処理能力を持つPowerMac G5 Quad。購入して使い始めると、あることに気付いた…

シャーシャーうるさい!!

 一体何がこんなシャーシャー言っとるんじゃ!

 というわけで、今回は[PowerMac G5 QuadにCTOで取り付けたグラフィックボード、NVIDIA GeForce 7800GTのファンがうるさいから交換する!その1]をお届けする。長文のうえ写真も多いので、「続きを読む」をクリックして進んでくれたまえ。

 ちなみに、後に紹介する交換用のファン(俗に、VGAクーラーなどと呼ばれている)にはバリエーションがあり、NVIDIA GeForce 7800GT用以外にも対応する製品がある。当然ATI社製のグラフィックボード用も用意されている。PowerMac G5以外のMacユーザのみならず、部屋でシコシコやっているDOS/V機自作ユーザにも有益な情報となるだろう。


 なお、当然のことながらこれは思いっきり改造だ。自己責任で行えないヘチマ・しゃもじ・漬物石などはただ指をくわえて見るだけにしてくれたまえ。何かあっても私は一切責任持ちませんぞ。


 



 さて。方々調べた結果、購入の際に標準のグラフィックボード[NVIDIA GeForce 6600]をCTO(カスタムオーダー)で[NVIDIA GeForce 7800GT]にアップグレードしたんだが、7800GTに有って6600に無いもの…グラフィックボードクーラーのファンがシャーシャーだ!犯人はこいつだ!!
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 オリジナルのファンを取り外してファンの型番をチェックすると…ADDA社製 AD4512HB-E01となっている。E-01というものに合致する製品が発見出来ないのだが、少なくとも小さなコイツが3000rpmという回転数で回ることに因ってノイズを発生していることは間違いない。なんてことしやがるんだ。

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 そこで、ネットで調べ回った結果発見したのがこの製品、Zaward社のZAV02-NV5 Rev.3だ。オリジナルのヒートシンクと交換することで、低騒音と高い冷却能力を手に入れられるのだ。しかもその値段は4000円程度。おぉ神よ。
 ただしその取り付けの代償として、グラフィックボードを取り付けているPCIeスロットのひとつ上のスロットは使用不能になる。PowerMac G5 Quadの場合、そこはX4レーンなので気にしないことにしよう。

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 パッケージの中身はこういった具合だ。この中に必要ないものも入っている。それは説明書だ(ぉぃ
 ぃゃ、実際使わないものもあるが、それは後述する。

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 今回、これとは別に以下の3点も購入した。グリス用のヘラ、放熱用のグリス、そして[ZAV02-NV5 Rev.3用メモリシンク固定KIT]だ。この固定キット、実は本来必要のない物だ。グリスも本当は必要ない。にも関わらず購入した理由は…後述する。

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 さて、作業に取り掛かろう。改めて言うが、自己責任だ。作業の方法はかなりアバウトに書くが、これで理解出来ない人は壊すからやめた方が良い。この時点で電源コードを抜くことすら忘れているようだと、もはや面白いのでそのまま続けて下さい。行っちゃって下さい。


 まずは写真の箇所にあるコネクタを2つ外す。

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 これでPCIeスロット用冷却ファンが引っこ抜けるようになる。

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 次に、グラフィックボードから伸びている、写真のコネクタを外す。

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 外す。

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 矢印部分、グラフィックカードが挿さっているスロットだけに固定フックが隠れている。押すのか引くのか忘れたが、その存在に気付かずにカードを力任せに引き抜くと、最悪ロジックボードからスロットを引っぺがす恐れがある。

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 取り外したNVIDIA GeForce 7800GT。左の矢印が指す部分に、フックが引っかかるくぼみがある。右の矢印が指す部分、オリジナルのヒートシンクに付いているファンの電源コードだが、ヒートシンクを取り外す時に抜きわすれないように。

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 オリジナルのヒートシンクを取り外したところ。中心がGPU、その周りに2つずつ計8つあるのがメモリだ。GPUにはシリコングリスが付着しているので綿棒などを使って綺麗にふき取ってやる。
 古いグリスは残らず完全に取り除いた方が良いという話もあるようだが、実際はそれほど気にしないでも良いようだ。もちろん目に見えて山盛りに残るようなのは論外だが。ジッポオイルなどを綿棒に含ませて拭いてやっても良いらしいが、可燃物を使うことには抵抗があったため、今回私が使ったのはカセットテープデッキのヘッドクリーナーだ。
 グリスをふき取ることに夢中になって、部品を剥がしてしまったりしないように。

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 さて、これが交換用のクーラーの裏側だ。見ての通りGPUに当たる部分にはあらかじめグリスが塗ってあるため、自分でグリスを塗る必要はない。ではなぜわざわざグリスを購入したのか。
 実は計8つのメモリに当たる部分にシリコンテープが宛てがわれているのだが、これが両面テープで圧着するタイプなのだ。その粘着力が強力なため、もしも後々このクーラーを外さなければならなくなった際、下手をすると基盤からメモリを剥がしてしまう恐れがある。そのため、両面テープの粘着力を弱めるために、組み込み前に基盤のメモリそれぞれに薄くグリスを塗っておく。
 矢印が指すのはこのクーラーのファンの電源コードだ。基盤に取り付ける際、まず最初にこの電源コードを取り付けることが重要な注意点だ。

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 さてそのクーラーの取り付けだが、矢印が指す付属のボルトは円中型で少々背が高い。

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 これをこのまま使用して組み込むと、写真のようにCPUヒートシンクを覆うカバーに完全に当たってしまう。グラフィックカードスロットにも斜めの力が加わるようで、このまま使うのは避けたいところだ。

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 そこで先ほどの[ZAV02-NV5 Rev.3用メモリシンク固定KIT]を使う。本来は純正のメモリヒートシンクを固定するために使うものだが、ここでは写真のように付属のボルトの代わりに使用する。これを交換しただけでは本体との干渉は避けられないので、余って飛び出ているネジ部分をペンチでねじ切ってしまおう。

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 さて、残念ながら文字数制限を超えてしまうため、続きは明日のブログに。Ciao!

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コメント

重箱ですが、基盤ではなくて基板です。

投稿: | 2009年2月 5日 (木) 23時52分

おお、ホントだ。
せっかく指摘いただいたので
間違えたままにしておこう。

投稿: 夜の帝王 | 2009年2月 6日 (金) 00時06分

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