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2006年10月17日 (火)

hueyでカラーマネージメント

 どうも。暴走している夜の帝王です。いやもうホントね、アレですよ。

 というわけで、かねて(海城の風鈴のチラシ作る時から)気になっていたモニタの色調整、キャリブレーションですね、そのツールを買いました。お高いものになると百万円を超える世界。この私が買えるわけないじゃないですか。いや、買えるけど払えません。払いません。払いたまえ、清めたまえ。

 どうも、暴走している夜の帝王です。落ち着け。


 というわけで、どれを買ったかというと…

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「huey」(*1)ですよ、奥さん。一応突っ込みどころを挙げるとすると…


・USB延長ケーブル

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線ほっそ!w

・モニタ表面のクリーナー
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使ったせいで表面痛めても知らんぞ、と。w


 さて。このhueyは、ちょっと変わったコンセプトで作られています。

 一般的にキャリブレータといえば、「環境光が固定されている」という前提で色調整を行うものです。ところが、普通に暮していれば、窓が開いていれば外からの光は入ってくる、夜になれば暗くなる、というのが当たり前。プロフェッショナルのDTPオペレータや色管理の専門家なんかは、昼夜を問わず暗室のようなところでモニタにフードをかぶせて作業してるんだから(なんか軽蔑したような書き方だなw そんな事ないですよ)固定条件で色合わせして問題ないだろうけど、我々庶民は(なんか卑屈な書き方で、しかも周りも庶民として巻き込んでるような書き方だなw そんな事ないですよ、ねーってば)環境光が変わる中で色味を合わせたいわけですよ。

 で、ぶっちゃけ完全な色合わせというのは百万円出しても無理なわけで。ならばちゃんとした色が出る状態(全うであるという意味)で環境光が変化しても問題にならないようにする、というのがこのhuey。

 詳しい事は商品の紹介サイトを見てもらうとして、ここは簡潔に(とか言いながら、サイトにも大した事は書いてないんだがw)。


 hueyには環境光センサーが付いています。

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こいつが設定した間隔で環境光を測定し、即座にICCプロファイルに反映させ(5分毎の設定なら、5分毎に自動的にプロファイルが書き換えられる)、モニタの色味を常に同じであるように見せる、という仕掛けごめん、これ修正。明るさに応じてプロファイルをいじるって事です。赤い光が入ってきても赤を抜いたりしません。(だから常に接続した状態で、モニタのすぐ近くに置いておく必要がある)。

 逆に言えば、モニタの色味を微妙に変化させる事で、例えば夕方の赤っぽい光の中で見たものと、夜中に蛍光灯の中で見たものの色を同じように見せているわけですな。チョコマカ色は変わりません。修正。修正。

 で、実際の色調整能力は。

 実は、あらかじめ自分の目で作ったプロファイルが有りまして、それを作った時とほぼ同じ環境でhueyにプロファイルを作らせてみました。自分で作成したプロファイルは目視によるものだから当然完璧なものではなかったんだけど、hueyに作らせたところ、ほぼ同じ仕上がりながらも全体的なコントラストが改善され、少なめになってしまっていたグリーンが戻され、バランスの良い発色になりました。

 元々そこそこちゃんと色は出ていたので劇的な変化というのはないんだけど、特筆するなら、暗部のコントラスト/バランスが良くなった事が大きな収穫だろうか。グレー印刷が少し安心になるかも知れんな。まぁCinema Display用の付属プロファイルと比べると、全体的に引き締まって、赤がしっかり出るようになった感じですかね。そういえば、モニタ上でよっしゃと思ってプリントしたのに、出てきたヤツの肌が赤っぽくて困った事があったなぁ…。これでモニタとプリンタが合うようになるでしょう。多分。やってみないと分からんけど。

 設定は白色点とコントラストを選べるようになっているだけなので、通常は「ウェブ閲覧および写真編集」にしておけばOKです。この設定だと色温度D65でガンマが2.2になるので、一般的なデジタルカメラやプリンタが持つsRGBの仕様に合います。


 狙った印刷結果が欲しい場合、まともなモニタを使うのは当たり前としても、もう一歩踏み込んでICCプロファイルを使ったカラーマネージメントをしたい時、hueyは結構役に立ちます。目による色補正のズレと、環境光による色変化の脳内補正によるズレ、この二つを回避出来るツールとしてなかなかやるじゃなぁい?と言っておこう。費用対効果がよろしゅうございます。


 補足。何だか知らんが、商品を紹介している会社からは最新版のソフトウェアはダウンロード出来ない。輸入代理店だからか? これは発売元のHP(*2)からダウンロード(*3)出来る。IntelMac、OS X10.4(Tiger)にも対応。

*1) 商品紹介サイト
*2) 発売元サイト(英語)
*3) 最新版のソフトウェアはここから。ダウンロードされるファイルに「en」とか書いてあるけど、ちゃんと日本語にローカライズされているので大丈夫(Mac用1.0.4で確認)。

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